飛行機は本当に「安全」なの? 現役パイロットに聞いてきた|ブログ|東京都豊島区南池袋で矯正歯科を行なう歯医者 池袋まるやま矯正歯科

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2022.05.27

飛行機は本当に「安全」なの? 現役パイロットに聞いてきた

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池袋まるやま矯正歯科の丸山です。

先日面白い記事を読みました。

ITmedia ビジネスオンラインの【飛行機は本当に「安全」なの? 現役パイロットに聞いてきた】です。


大型の飛行機にはオートパイロットという機能があり、パイロットの負担軽減と飛行機の安全運行に寄与しています。


この記事の中ではオートパイロットという機能は万能なものではなく、機長および副機長が管制塔とのやりとりや、天候の状況によって的確に判断し操縦を切り替えたりコントロールすることで飛行機の「安全」を確保しているそうです。


また「着陸時は腕の見せ所」といわれるように、パイロットによって操縦の仕方および乗り心地、安全性に差が出てくるそうです。


実は近年、矯正歯科でもこのような機能がデジタル化で具現化されつつありますが、実際にはどうでしょうか?


矯正治療で一番難しいのは矯正治療の最終段階である精密な噛み合わせの構築です。


矯正専門医は飛行機でいうパイロットと同じく、職人技で最終段階の噛み合わせを作っていきますが、一番難しくあり一番重要な矯正治療のパートでもあります。


デジタル化といってもなかなかそこまでは機械化・自動化は難しいため、やはり専門のトレーニングを受けた矯正歯科専門医に治療をしてもらうのが良いでしょう。



現在、日本で矯正治療を行なっているクリニックは下記の5つのパターンが考えられます。


パターン①

・大学病院の歯列矯正科

パターン②

・大学病院で矯正治療の専門のトレーニングを受けた矯正治療専門医(専門医・認定医)が開業しているクリニック

パターン③

・一般歯科医院にて上記①、②の矯正専門医が月一回または数回、アルバイトで矯正治療を行なっているクリニック

パターン④

・一般歯科医院や審美歯科にて上記①、②にあてはまらない一般歯科医が矯正治療を行なっているクリニック

パターン⑤

・上記①、②にあてはまらない一般歯科医が矯正専門クリニックとして開業しているクリニック(インビザライン専門やアライナー専門の矯正クリニックに多い)



飛行機のパイロットで例えると、


パターン①

・パイロット養成校の教官が飛行機を操縦

パターン②

・パイロット養成校の卒業生が機長、副機長として飛行機を操縦

パターン③

・パイロット養成校の教官や卒業生の機長、副機長がアルバイトで飛行機を操縦

パターン④

・飛行機の操縦を習ったことのない人が飛行機を操縦

パターン⑤

・飛行機の操縦を習ったことのない人が航空会社を立ち上げて飛行機を操縦



最近多いインビザライン専門やアライナー専門矯正クリニックはパターン⑤が多いです。

10年ほど前にはこのようなパターン⑤はなかったのですが、これは矯正治療自体が難易度が高く一般歯科医では矯正治療が行えなかったからだと言われています。

近年、マウスピース制作会社が提供する矯正オートパイロットのサービスを使うことでこの敷居が低くなり、歯科医師免許を取得していれば誰でもマウスピースを発注し矯正治療を行うことができるようになってからパターン④、⑤増えてきたと思われます。


クリニック選びは歯を預ける(命を預ける)ということなので慎重にしたいですね。

我々矯正歯科医は目的地まで安全に、快適に患者さまをお送りできるよう、日々精進じてまいります。


次回は、インビザラインやアライナー矯正の矯正オートパイロットについてもう少し詳しくお書きしたいと思います。

飛行機は本当に「安全」なの? 現役パイロットに聞いてきた

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