鼻呼吸のススメ
ブログ池袋 まるやま矯正歯科
こんにちは、まるやま矯正歯科 院長の丸山です。
この季節、インフルエンザなどの風邪が気になりますよね。
皆さん、うがいや手洗いは徹底されておりますか?
のどの粘膜は空気中の病原菌におかされると風邪を引きやすくなります。
そこで、口呼吸(くちこきゅう)よりも鼻呼吸(はなこきゅう)をすることで、
吸い込む病原菌の50~80%は鼻の粘膜に吸着され処理され、風邪に引きにくくなります。
この鼻呼吸、実は他にもたくさんの役割があることが分かってきています。
冷たくて乾いた空気でも鼻腔(鼻の空洞)で暖められ、湿度を含んだ状態でのどに到達します。
加湿され暖められた状態だと、肺はスムーズに酸素を取り込むことができ、
脳が活発化され、また、上顎の成長や免疫力も向上すると言われています。
一方、小さい頃から口呼吸ばかりしていると鼻腔は汚れが停滞し、
鼻の粘膜が炎症を起こして厚くなり、結果、酸素の吸収が悪くなるという悪循環に陥り
免疫力も低下することが分かっています。
最近は花粉症や慢性鼻炎で鼻の通りが悪いお子さんが増えていますが、
少しずつ鼻呼吸をするトレーニングも必要かもしれませんね。
池袋 まるやま矯正歯科